クロマグロ取引禁止提案を否決 EU漁業国が反対
欧州連合(EU)の欧州委員会は21日、
大西洋産のクロマグロ(本マグロ)の
商取引を禁止するよう求めた提案が
EU加盟国27国の会合で否決されたと発表した。
AFP通信によると、イタリヤやスペインなどの
漁業国が反対した。
欧州委の提案は、減少が指摘される大西洋クロマグロを
ワシントン条約の絶滅危惧種として扱う内容。
最終的な結論は10年3月の同条約締結国会議で決まる。
今回の否決に対し、欧州委は声明で加盟国に再考を求めた。
(朝日新聞)