障害者自立支援法 厚労相、廃止を明言
長妻厚生労働大臣は19日、
障害者が福祉サービスーを利用する際に原則1割の
自己負担を課す障害者自立支援法について
「廃止をしてゆく」と述べ、
同法の廃止を明言した。
自立支援法は身体、知的、精神の3障害の
サービスを1本化して06年4月に施行。
サービス利用量に応じて原則1割を支払う
「応益負担」となったことで障害者らが反発し、
各地で同法を違憲とする集団訴訟も起きている。
自公政権では2度の負担軽減策を講じ、
実際の負担率を3%まで抑えたが、
なお廃止を求める声が根強い。
(朝日新聞)