☆父子家庭にも予算☆ 児童扶養手当 首相拡大に意欲
鳩山首相は9日の参院予算委員会で、
母子家庭に支給されている児童扶養手当を
父子家庭にも拡大することについて、
「しっかりと予算がゆくよう、その決意でやりたい」と述べた。
児童扶養手当は現在、
年収365万円未満の母子家庭に支給されている。
子供一人の場合、所得に応じて月9850円~4万1720円。
厚生労働省は10年度予算の概算要求で、
父子家庭への拡大分を事項要求している。
金額は盛り込んでいないが、
長妻厚生労働相は必要経費を1000億円と見込んでいる。
事項要求について、藤井財務相は「厳しく査定する」方針。
ただ、鳩山首相はこの日の答弁で、
「父子家庭においても大変暮らしが厳しいご家庭は、たくさんある」
として、支給拡大の予算を確保する姿勢を明確にした。