東京入管職員収賄罪で起訴 比女性の入国審査事件
興行ピザで来日するフィリピン女性らの
入国審査をめぐる汚職事件で、東京地検は
東京入国管理局成田空港支局統括審査官の
小倉征史容疑者(54)=東京都新宿区=を収賄罪で、
芸能プロモーターで会社社長の伊東信悟(46)=杉並区=を贈賄罪で
起訴した。
起訴状によると、小倉容疑者は
東京入管横浜支局や成田空港支局に
統括審査官として勤務していた2007年7月~今年11月、
伊東容疑者が呼び寄せたフィリピン女性らの
在留資格認定証明書の交付審査で
便宜を図った謝礼などとして、
現金形580万円を受け取ったとされる。