無資格債務整理の疑い 大阪司法書士事務所
大阪弁護士会が
司法書士事務所「アヴァンス法務事務所」(大阪市中央区)
の運営法人などを弁護士法違反(非弁行為)容疑で告発した問題で、
すでに明らかになっている女性とは別の多重債務者2人についても、
無資格の事務員が債務整理を担当していた疑いがあることがわかった。
弁護士会が8日、明らかにした。
弁護士会によると同事務所は2007年12月~08年6月、
大阪市内の多重債務者の女性の債務整理を事務員に担当させ
約50万円の着手金や報酬をえた疑いがあるほか、
08年~09年にも、大阪府と福岡県内の別の多重債務者2人について
債務整理を受任した事務員が消費者金融などと交渉し、
22万円と35万円の報酬を受け取った疑いがあるという。
弁護士会はこの3件について大阪府警に告発している。