◇芸能人戸籍提供弁護士を懲戒◇
芸能人や事件関係者らの
戸籍謄本や住民票を区役所から入手し、
探偵会社に提供したとして、
東京弁護士会は7日、
同会所属の山本朝光弁護士(79)を業務停止6月の懲戒処分にした。
同会によると、
山本弁護士は2006年10月頃、
東京都内の探偵会社(廃業)と月額5万円で顧問契約を締結。
07年1月~09年1月、
都内の区役所に「相続や調停に必要」などとウソをついて
芸能人ら90件以上の戸籍謄本や住民票を請求し、
探偵会社に提供していた。
山本弁護士は取材に対し、
「よくないことだとわかっていた。
早くやめたいと思っていたが断りきれなかった。」
と話した。