協会けんぽ 赤字4800億円 09年度
全国健康保険協会は12日、
中小企業のサラリーマンらが加入する
協会けんぽの2009年度決算が
約4800億円の赤字になったことを公表した。
そのうち、当初約6000億円と試算していた医療分の赤字は、
約4600億円。
季節性インフルエンザが想定より流行しなかったことが影響した。
累積赤字額も、
約4500億円の見込みから約3300億円に縮小する。
今年度の協会けんぽの保険料率は、
救済措置によって全国平均で約9.34%に抑えられている。
今回の財政改善分は、
11年度以降の保険料設定に反映される。