贈与は契約によって成立する
「贈与」とは、
金銭、物品などをおくり与えることです。
ですから、贈与税というのは
人からおくり与えられた財産に課せられる税金といえます。
贈与税は、例えば親から子、祖父母から孫へ
現金や不動産をあげることが贈与ですが、
実はこれだけでは説明不足で、
現金や不動産を贈られた側が
「はい、いただきます。」という意思表示をして
初めて贈与契約が成立することになります。
贈与は契約ですから、
口頭でも成立しますが、
口頭による贈与契約は、
対象のものを相手に引き渡すまでは取り消すことができます。
したがって、後日のトラブルを避けるためには
きちんと書面にしておくことが大切です。